スポーツクラブにて: 2015年11月アーカイブ

私事ですが、この週末家の引越しをいたしました。

25年住んだおゆみ野から違う町へ。

引越しの荷造りをしていますと、25年住んだ部屋からは発掘のごとく色々と懐かしい物も出てきて...

「へぇ~懐かしい!」と思い出にふけりながら...作業が全然進まなく、完全に引越しを完了できるのは、もうちょい時間がかかる感じです。

そんな事もあり、しばらくの間、綱引練習会もお休みなので、今回は綱引ではなく、テニスのお話でも。



発掘で出てきた懐かしい物の中にはこんな物もありました。

DSC_0814t.jpg

高校の頃、テニス部にいたのですが、その頃使っていたテニスラケットってこんな感じ。

時代で言いますと、ボルグやコナーズ、マッケンロー、レンドルさん等が活躍していた頃。


当時色々なラケットを使ったけれど、このサイズではこのフタバヤのラケットが一番打ちやすかった感じがします。

今、このブランドは無いようですが。


現在のラケットに比べますと、面が小さくて、スィートスポットが高い位置にあり、その範囲も狭い。

スィートスポットがグリップから離れた位置にあれば、力学上、モーメント(断面力)が多く発生します。


強い球に対し、負けないように昔は片手バックハンドの際にグリップの面に親指をあてて、返されないように押し出すような打ち方をしていました。

DSC_0815t.jpg


今で言う「いいね!」みたいな形なんですが

iinet.jpg


これを「サムアップ」といいますが、現在、テニスクラブやスクールでこの「サムアップ」を教える所は無いようです。



最近、スポンジテニスに硬式テニスのインストラクターの方々も多く参加されるので、一応その度に

「今、クラブでサムアップって教えられてます?」と必ず聞くのですが、「今はもう教えてない。」という答えが100%返ってきます。


「サムアップ」という用語(?)を知らないプレイヤーの方々も多いんじゃないでしょうか。

現在のテニスであれば、知らないなら知らなくていい事とも思いますが。


ま、片手のバックハンドというのが少なくなってきて、両手バックが主流という事もあるんでしょうけれど、ラケットの進化がグリップの握りや打ち方を変えるようです。

片手バックのトッププレイヤーのフェデラーさんの握りも見ていますと、やはりサムアップはやっていないですね。


古い人間の私は、スポーツクラブのスポンジテニスにおいてもサムアップの片手バック。

スタジオで「バックハンドを教えてください」と参加メンバーさんに言われますと、「バックは両手がいいよ」と言ってしまいます。


今現在の片手バックハンドでのグリップの握り方や打ち方が解らないという事も理由ですが


スポンジテニスから硬式テニスを始められたという方々もいらっしゃいますし、硬式テニスへ展開するなら尚更今現在の基本が大切という事もありますのでね。

嘘は教えられない。^^

ま、正解というのも....有って無いようなものだとは思っていますが。


それにしましても、引越で出てきた懐かしいテニスラケットはこれだけではなく、他に10本ほど。

処分か保存か...悩んでまた作業が進まない。^^




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