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千葉市遺跡発表会

千葉市遺跡発表会

  いつも案内状を郵送していただいております。千葉市遺跡発表会。
 

  毎年、年度末の3月に行われ、私の通うスポーツクラブの友人がこの発表会に携わっており、
  こうしてご招待していただいてます。
 
  3回ほど見に行かせていただいてますが、歴史にウトい私は
  「自分の住んでる町から遺跡やこんなモノが出るのかぁ」と、ただただ単純に驚くばかりなのですが。
  遺跡や出土物から往時の生活や文化を紐解いていく。
  そんな千葉市遺跡発表会のお話です。

  From N。。。
脚付香炉
時香盤(じこうばん)
(香時計)

「抹香を線状に配置し、一端に火を着け、香の燃える速度によって時間をはかる道具」
だそうです。
今で言う、砂時計のような感じの道具なんですかね。

こちらも出土物だそうです。
自分の住む町にこのような物がまだ埋まっているのかと毎回驚かされます。
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千葉市遺跡発表会
ご案内
平成20年度 千葉市 遺跡発表会
 日   時   平成21年3月7日(土) 10:00〜(開場9:30)

 会   場   千葉市生涯学習センター(中央区弁天)

 参 加 費    無 料

 主   催   (財)千葉市教育振興財団 埋蔵文化財調査センター

【詳細は】  (財)千葉市教育振興財団 埋蔵文化財調査センターさんのHPへ!

千葉市遺跡発表会
 
会場は千葉市生涯学習センターと緑区コミュニティーセンターと毎年交互に開かれてるようです。入場は毎回無料です。

午前中に、「遺跡発表」という事でスライドを用いてその年度に発掘された各遺跡の説明があります。
午後からは、教授による「弥生時代はいかにしてはじまったか」などの講演があります。
出土物の展示、説明は随時行われております。

この発表に、そのスポーツクラブの友人の説明があり、(正直)この晴れ姿を見に行くのが、私の9割の目的なのですが(笑)

ただ「発掘作業」という点は、その行程や方法などに興味が起こる部分ではあります。

そのあたりの説明もこの発表会の中で素人にもわかり易くなされてます。

(詳細やお問い合わせは、千葉市埋蔵文化財調査センターさんに問い合わせてみてください。私のスポーツクラブの友人は気さくで温和な人柄なので、丁寧に教えてくだるはずですので。)

 
昨年(2007年)の発表会
 
昨年の知人の講義は、私の住んでいる地域に身近な場所での内容で、昭和49年の私の住む町の写真がでてきたり…古墳時代や縄文時代のみならず、この辺りの時代のお話も 大いに興味が湧く部分でもありました。
 
講演会場の様子。
土偶(どぐう)
女性を表現してるそうです。
 
出土品や出土状況から当時の文化や風習、流通などを探って推理していき、確証をつかむ。
そんな行程の説明を拝聴すると、ロマンがありますね。職業とすると大変なのでしょうけど。。。
 
大抵、マンションなどの建設時に出土したりし、遺跡の存在が発覚するようですが、となると、建設工事も遺跡保存の為に暫しSTOPしてしまうんでしょうね。
 
棺の脇スレスレにヒューム管(下水管)が走ってたり、住居跡の真上に擁壁が立ってたりする写真も講義時の説明写真にありましたが、たしかに素人では、コレ(ここ)が遺跡かどうか判別というか、気付くのは、う〜ん…難しいんでしょうね。
 
出土展示物
 
ほんの一部ですが、一昨年の遺跡発表会にて展示されてました出土物の写真を載せました。
 
説明(コメント)は、その知人の先生にいただきました。

 
古墳時代後期(約1,500年前)の須恵器(すえき)と呼ばれる土器です。
主に液体を入れるために使われました。
縄文時代草創期(約12,000年前)の槍先形尖頭器(やりさきがたせんとうき)と呼ばれる石器です。
狩りに使われました。
縄文時代中期後半(約4,000年前、加曽利E3式期)の石棒(せきぼう)と呼ばれるマツリの道具です。
男性陣は自信をなくすでしょう。
同じ時代に使われた縄文土器です。
平安時代(約1,200年前)の瓦塔・瓦堂(がとう・がどう)と呼ばれる寺の模型です。
地方の村の仏教の実態がわかります。
同じく仏教に関係する土器です。
奈良時代(約1,300年前)の土師器(はじき)と呼ばれる素焼きの土器です。
庶民の日常用具で、手前の小さいものが食器、奥の大きいものが調理器で穀物を蒸すための道具です。
古墳(権力者の墓)から出土した耳飾りです。
副葬品として遺体と一緒に葬られました。
同じく刀や馬具も葬られました。
現おゆみ野(千葉市緑区)にあった古墳から出土した装飾品で、首飾りです。

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