パワーヨガというエクササイズ、最近よく耳にします。通常のヨガとパワーヨガの違いはどのような点なのでしょう。ヨガを行う際のヨガグッズやアイテムも気になります。
パワーヨガとヨガとの違いには、パワーヨガはポーズが決まった時に30秒の静止することですが、この静止という動作(?)が体の筋肉に効果をもたらすといわれています。
ヨガが「癒し」という表現をするならば、パワーヨガは「運動」といった感じの表現になるのでしょうか。 ヨガに動きを加えたパワーヨガは、ダイエット後のリバウンドもなく、メンタル面の強さなども養うことができるとも言われています。
ヨガはインドが発祥とされていますが、パワーヨガは、インドで行われていた「ヨガ」を勉強されていたアメリカ人が、それを自国に持ち帰ったことから始まったとされています。
ハリウッド女優やスーパーモデル、セレブ達がパワーヨガを始めたことにより、アメリカで人気が高まりました。
ヨガをされている人の数だけヨガの種類があるようで、パワーヨガのポーズにおいても、8400種類以上あるといわれています。本格的にヨガを行いたい人の「アユタンガヨガ」、ブロックやベルトなどの補助用具を使用する「アイアンガーヨガ」、格闘家やアスリートを中心に人気がある「クンダリーニヨガ」は聞いた事がある方も多いかと思います。
癒しのヨガと言われる「シバナンダヨーガ」や「クリパルヨガ」などもよく知られていますね。 パワーヨガのポーズは様々で数多くの形がありますが、1つのポーズだけを続けても効果はなく、ポーズを正しく組み合わせ、鼻呼吸も同時に行います。
パワーヨガは、複数のポーズの組み合わせにより、癒しと爽快感、ダイエット効果をも得ることができるエクササイズのひとつです。
パワーヨガの効果は、早い人では数週間で見られるようですが、多くは1年くらい要するようです。パワーヨガを始めたばかりの早い段階では、汗をかきやすくなった、足が冷えなくなった、足がむくまなくなったという、基礎代謝が上がったと言える感想が多く聞けます。
パワーヨガを行うと、基礎代謝が上がり、体がポカポカと温かくなります。 この他、胃腸なども同時に動くので、便秘にも効果があると言われています。
パワーヨガは内臓にも刺激を与えるされ、食後2〜3時間は控えた方がいいそうです。
−お知らせ−
バストアップの最大武器はバストアップマッサージとエクササイズ ヨガインストラクターのmiyokoさんによる ヨガによるスタイルのキープとバストアップの方法 「私が貴女にもバストアップの方法を教えます」 miyokoさんのヨガバストアップDVDのサンプルもご覧いただけます。 ⇒miyokoのヨガバストアップ法(DVD)
筋トレにしてもエアロビクスにしても呼吸を意識することは大切ですね。パワーヨガも鼻で吸う、鼻呼吸で行います。
鼻呼吸は口呼吸と違い、肺の隅々まで使い、口での呼吸よりも多くの酵素を体内に取り込むことができ、さらに血液中にあるリパーゼ(脂肪燃焼酵素)が働き、体脂肪を燃焼させることができると言われています。
鼻呼吸で効率よく酸素を摂取し、静止動作が筋肉を活動させ、脂肪燃焼効果をあげるエクササイズであり、ダイエット方法でもあります。
パワーヨガの鼻呼吸法を、ひとつ例としますと、手を胸の前で合わせ、背筋を伸ばします。鼻から、ゆっくりと大きく息を吸い込みます。体と神経をリラックスさせ、1〜2秒、息を止めます。お腹をへこませながら、ゆっくり鼻から息を吐き出します。これを4〜5分繰り返し続けることにより、気持ちが落ち着き、リラックスした状態となります。
この鼻呼吸法にパワーヨガの動きを加えることにより、体内に取り込む酵素の量を1.5倍くらいまで増やすことができるとされています。 パワーヨガは、姿勢を安定させる「遅筋」という筋肉を鍛えながら行いますので、呼吸法が乱れる場合があります。
パワーヨガの基本となっている鼻呼吸法が乱れてしまいますと、せっかくの効果がなくなってしまいますが、鼻呼吸法をするだけでも少しの効果が得られるようですので、この鼻呼吸は、パワーヨガのみならず、筋トレ時にも意識してみるといいでしょうね。
パワーヨガをする時は、何が必要なんでしょうかね。
けっこう汗をかきますのでタオルはいりますよ。 その他は、パワーヨガ教室やフィットネスクラブで行う場合にはそれなりに道具やアイテムは揃っているでしょうけれど。
ご自宅で行う場合や「ちょっと他の人が使ったモノは…NG」という方もいらっしゃるでしょうしね。 結構、スポーツクラブのマットって、臭ったりしますよね(笑)
ヨガには、ヨガマットやヨガブロック、ヨガベルトなど様々なヨガグッズがあります。
まず、そういった方はヨガマットはあるといいでしょうね。ヨガマットは、ヨガをする時に床に敷くマットです。
パワーヨガのポーズは、始めのうちは慣れないので、ポーズを安定した姿勢でとれるように床に敷くのです。
ヨガマットには色々な種類があり、色だけでなく素材も選ぶことができます。中には「香り付き」なんてヨガマットもあります。
MYヨガマットを持つのではあればヨガマットを入れるキャリングケースも必要になると思いますので、購入される際には付いてるかどうか念のためその辺も確認しておいた方がいいですね。
ヨガブロックやヨガベルトは、下半身を安定させたり、床に手が届かない時や、体の硬い人などが正しいポーズをとれるよう、補助の役割をしてくれるアイテムです。このような補助グッズがあっても便利かと思います。
−参考−
★今人気のヨガ・ピラティスアイテムランキング★
★今人気のヨガマットランキング★
最近、パワーヨガの他にブームになっていたヨガには、「岩盤・溶岩浴ヨガ」や「ホットヨガ」が挙げられます。
ホットヨガは、室温40度、湿度55%程度の高温多湿の環境の中で行いますので、汗が大量に出ることにより、デトックス効果が期待できますね。
「マタニティヨガ」は、ヨガの呼吸法で出産がスムーズになり、不安解消の効果もあると言われています。 「ベビーヨガ」「産後ヨガ」は、出産で開いてしまった骨盤の引き締めや下腹部の引き締めなどを重視したものですが、赤ちゃんとスキンシップを図れるヨガもあるようです。
その他では、顔面ヨガというのも話題となっているようです。
顔面ヨガとは、顔筋を意識してトレーニングし、表情筋を強く、老化を食い止めるという、顔のエクササイズです。
たとえば、舌を出しながら目をグルグルと動かすトレーニング方法を見たことがありますが、これは顔の筋肉を意識的に動かして、伸ばしたり整えたりする顔面ヨガのひとつのトレーニング法であり、定期的なエクササイズで血液の循環をスムーズにすることで効果が得られるそうです。
この運動は医学的エクササイズで、リハビリ治療でも取り入れられています。表情をいきいきとさせたいのであれば、こんな顔面ヨガのエクササイズを行うといいといわれています。
顔面ヨガのエクササイズを行う際は、目を大きく開いて表情筋もしっかり動かし、のどの奥から声を出すようにし、そのとき息はできる限り長い時間をかけて吸い込んで、同じように長い時間をかけてゆっくり吐くのが基本的な方法だそうです。
とにかく呼吸は大切ですね。
年齢的に気付けば最近スロートレーニング派の私は、ヨガが気になっております。